アセットマネジメントOneの飯塚祐子エコノミストは、少数与党政権で国会が不安定になる懸念があるとした上で、野党の影響力が強くなることは、与野党が補完し合うことで「国民にも企業にもポジティブだ」と述べた。
米ベテランズデーで休場となった米国債現物取引は、12日のアジア市場で再開されるが、ドナルド・トランプ氏のホワイトハウス返り咲きが確実となった前週の流れを引き継ぎ、売りが先行すると見込まれている。
トランプ次期米大統領は11日、米環境保護局(EPA)長官にリー・ゼルディン元下院議員を起用すると発表した。ニューヨーク州ロングアイランド出身の共和党員であるゼルディン氏に、エネルギー生産拡大と規制緩和の計画を託す。
ブルームバーグ集計データによると、ディレクション・デイリー20年超米国債ブル3X( TMF ...
11日の米国株式市場でS&P500種株価指数は小幅高。選挙結果を受けた買いは勢いを失った。ハイテク株が売られ、他の株価上昇を相殺した。 ビットコイン は過去最高値を更新し、初の8万8000ドルに乗せた。
12日の債券相場は上昇が予想されている。前日の米国債市場がベテランズデーの休場で材料に乏しい中、米金利上昇圧力は和らいでおり、相場のボラティリティー低下を好感した投資家の買いが期待される。日本銀行が国債買い入れオペを幅広い年限で実施することも支えだ。
12日の東京株式相場は小幅に上昇し、東証株価指数(TOPIX)は3営業日ぶり反発する見込み。米国で金融株が買われた流れが国内に波及し、銀行や保険が高くなる。半面、半導体など米テクノロジー株安が響き、電機、精密機器の一角は下げそうだ。
12日朝の東京外国為替市場で円相場は1ドル=153円台後半と、前日夕からやや円安水準で推移。トランプ前大統領の米大統領選勝利以降、利下げ期待の後退を背景にしたドル買いが続いている。
ブルームバーグ・ドル・スポット指数は一時0.7%上昇し、2023年11月以来の高値を付けた。トランプ前米大統領の返り咲きを受けた力強いドル上昇が続いている。ドルが上昇すれば、他の通貨保有者にとってドル建て商品の魅力が薄れる。
MTUMへの資金流入は、抑え込まれていた企業活動が「コイルばね」のように解き放たれるにつれ、米国株が上昇し続けるとのブラックロックの確信を反映している。S&P500種株価指数は先週、週間ベースでは今年最大の上昇率を記録した。
ドナルド・トランプ氏の大統領選勝利で勢いに乗る暗号資産(仮想通貨)ビットコインのオプショントレーダーは既に、10万ドル(約1540万円)への上昇を視野に入れている。ビットコインは11日、仮想通貨に寛容な新政権に対する期待から最高値を更新、8万2000 ...
米国が仲介する停戦の取り組みについて、「一定の前進がある。この問題で、われわれは米国と協力している」とイスラエルのサール外相は11日、記者団に語った。合意の履行にはロシアが協力する可能性もあると付け加えた。